私自身アレルギー体質で喘息もちなので、建物に使用する材料には気を使います。

なるべく自然な素材を使うように心がけています。

今まで使用した材料でよかった物を長所・短所と上げてみました。

※少しずつ書き込みしていきます。

防蟻防腐処理剤

エコボロンPRO

今の建物は気密が良くなり室内環境にも注意しないといけません。

シロ蟻を防ぐ薬剤なので人間には大丈夫なのかな? と思い色々調べていたらエコボロンにいきつきました。

人間には無害ということで当社工事の建物に使用しています。

2020年に建てた自邸は基礎断熱にしましたが、床下と室内の間で空気が流れるので特に気にしていましたが、今まで体調の変化はありません。

床材

厚さ30mm桧縁甲板

この材料はオーダーで造ります。

人が直接触る床は、なるべく無垢材を使うようにしています。

素足で歩いてみてください! 良さがわかると思います。

欠点は合板系の既製品の床材に比べると傷はつきやすいし、無垢の木なので伸び縮があり乾燥期には隙間ができます。あと多少の床鳴りもあります。材料が生きているので日によって違います。

以上の事を気にしないで過ごせる方はお勧めです。ちなみに自宅にも貼っています。

壁仕上下地材

・コバウ紙

ドイツ製の和紙でロール状になっています。幅が 75cm で、これを仕上げる壁等の全面に貼っていきます。

けっこう紙が厚く下地のボード等のジョイント部分もしっかりと補強しているようなので、仕上にひびが入りずらいです。

仕上げはコバウ紙を貼った上に漆喰、ペンキなどで仕上げます。

床塗料

Planet Japan  ハードクリアオイル

桧縁甲板を貼ると少し滑りやすいので、この塗料を塗っています。

色は透明ですが、塗ると少し飴色になります。塗料のニオイが気になると思いますが、鼻につくツンとしたニオイはなく、塗料の匂いは数日でなくなります。

喘息のある私の家の床に自分で塗りましたが、大丈夫でした。

壁仕上材

・Planet Japan マーブルフィール

壁左官仕上材です。

強アルカリなのでカビの発生を抑えることが出来ます。

余談ですが、家では犬を飼っていて糞が壁に付いてしまったことがありましたが、

水拭きをして乾いたらほとんど分からなくなりました。

前に紹介したコバウ紙の下地の上に施工することが基本なので、調湿効果もあると思います。

施工費がビニールクロス仕上より高価ですが、私はお勧めしています。